2023年4月8日土曜日

近頃のユーチューブ  中井昭 なかい あきら 1936 - 1984 高橋勝とコロラティーノのボーカル「思案橋ブルース」 1936年07月08日に誕生し、1984年02月19日に47歳で亡くなりました。

 以前、書いた記事の中に『中井昭とコロラティーノ、思案橋ブルースというのがありました。私がいくつのころだったか、全く思い出せないのですが、この曲は大ヒットで、ほとんど毎日のようにテレビの歌番組で流れていました。しかし、いつの間にか彼らは出なくなって、そして歌も聞けなくなってしまいました。彼らは、あの一曲だけだったようです。それをユーチューブで見つけたときは。うれしくって、思わずコメントも書いてしまいました。この歌をカバーで歌っている人もたくさんいましたが、全然違うのです。』と書きました。

 これが私が当時書いたコメントです。『キラリ感動 11 年前、私もやっと見つけました。心のどこかでずっと探していたのです。本当に突然消えてしまった感じだったのです。巡り会ったときは、もうとっくに亡くなっていたなんて。でもとにかくありがとうございます。』

 まさに『あれから11年』です。

 ユーチューブで、ニュースもドラマも料理も見るようになって、昔の、テレビ、身近な辞書、相談相手のような存在になって、一日中ユーチューブをサーフィンしていた時、見つけたのです。それは、中井昭さんの他の歌でした。それも一人の投稿主だけでなく、いくつかありました。その中の一つ、LP版からアップしていた方は、そこにかかれていた説明を記事として載せてくれていました。全部はコピーできませんが、その中の一行。

 『最高Bフラット(歌謡曲の女性歌手が出せる最高音)まで出るという高音の魅力と音域の広さは、日本歌謡界で随一でしょう。』

 まさに女性の声のような歌が多く投稿されていました。

 別の投稿主さんは『●中川レオさんという歌手が歌った曲です。●中川レオさんのシングルでは違う方の作詞・作曲となっていますが、中井あきらさんのLPでは、作詞・作曲がレオさんの表記になっています。』として、『中井あきら 「鴨ねぎ音頭」』というカバー曲を投稿してくれていました。ミニクラブに客がネギしょってやってくるという楽しげな歌です。

 コメント欄に「中井あきらさんに私が持っていたイメージがひっくり返りました」というのがありましたが、私も同じ意見です。でも、こうして亡くなった歌手の歌が復活して聴けるなんて、歌も不滅の芸術の域に入ったのでしょうか。楽しみです。