梅雨
ボケっと生きているというか、人生を受け身で生きているというか、そうゆうもんかと受け止めて生きている私でも、この頃の気候の変化には、『何かが違う』と思うことが多々あります。
確かに昔と違って情報も多いのです。世界中から気候変動の情報が流れてきますし、太陽フレアのニュースも、衛星打ち上げや宇宙空間を飛ぶミサイルの話も、みんな気候に影響を与えているだろうなと思えてしまいます。
でもそれとは別に、体感で感じることもあります。それは気温です。私は田舎で育ったのですが、子供のころの最高気温は『暑いなあ』と思う時でも 三十三度くらいでした。でも今はゆうに体温を超える温度になることもあります。山の北側から、山の南側に嫁いできたせいかしらと思っていましたが、あちこちで最高記録を更新と言っているので、そればかりでもなさそうです。
梅雨になって、ある時、気づいたこともありました。なんで夏休みは7月の下旬からなのか。そう言えば昔、梅雨明けが遅くって7月の下旬頃になったことがありました。夏休みに入ってすぐに猛暑になったので、梅雨って気温の調整をしてくれていたんだと気が付いたのです。この頃は梅雨明けが早くって、北回帰線に上ってきた太陽の直撃を受けることも多くなった気がします。
また、昔は、カビが出やすい梅雨の季節を想像していましたが、この頃は意外とからっとした晴れの日も多い梅雨の季節という感じです。時々布団が干せるのはありがたいのですが、梅雨前線の偏りも見られ、大雨になりがちです。
環境汚染のせいで、自分たちの未来を心配するグレタさんたちの運動も、気候がこんなにも変動してくると、無視するわけにはいきません。
さらに、今年はラニーニャとエルニーニョが同時に起こったそうですからどんなことになりますか。