ドラマの話、科捜研の女
昔から、どこから撮っても美しい女優と言われた沢口靖子さんですが、相変わらず美しいです。この間、シーズン24の開始の前宣伝として、最初のころのシーズンが放送されていましたが、何が変わったのか、見えてしまいました。
あの頃、沢口さんもお若くって、主人公まり子の人間関係や私生活や性格などが多く描かれていました。いかにも若い女性科学者の性格、生活でした。
それで24年目のシーズンを見てみると、科学とチームワークが前面に出てきて、沢口さん自身にも重厚さが出てきた感じがします。
演技派とも見えない沢口さんが、どうしてこんなにあの『相棒』よりも長く続けていられるのかなと考えてしまいました。
皆さんよくおっしゃいますが、真面目なんでしょうね。
次から次へと、出てくる新しい変革を体当たりで受け止めているという感じでしょうか。
普通の私たちの世界でも世の中はどんどん変わっていき、新しい知識や技術がどんどん出てきて、私たちは追いつくのにアップアップです。
ましてや科学の世界は昨日の知識がもう役に立たなくなっている世界なのでしょうね。そう考えると、このドラマ自体も、常に新しい知識で変革されていきますから、決して時代遅れにならない、永遠に新しいのです。だから、人間社会がある限り、永遠に続けられるドラマなのでしょう。まさに科学の力なのです。