今頃ミステリー X遺伝子、Y遺伝子
私はもちろん専門家ではありません。なので、間違ったことを書いているかもしれません。が、不思議なんです。
女性はXX遺伝子を持ち、男性はXY遺伝子を持つと子供のころに教わりました。
数年前に、怖いテレビ番組も見ました。確かNHKだったと思います。つまり、X遺伝子はたくさんあるのに、Y遺伝子は替えがない。このままでは劣化して男性はいなくなるのではないかという感じだったと思います。
なるほどと思って、三歩歩いても忘れられずにいたのですが、この頃女性天皇の話が取りざたされていて、日本は今まで『男系男子』の天皇しか認められていないのです。それではたと思い出したのです。『Y遺伝子は替えがない』つまり、確実に『万世一系』を担保するには『男系男子』でなければならない。でも、なぜこんなことを二千年も前の人たちがわかっていたのか。
さらに気が付きました。テレビで英国ミステリーを見ていると、例えばテレビドラマの『ダウントンアビー』やジエーン・オースチンの『高慢と偏見』等にもみられるようなやはり男系男子の相続制度があったようで、ビクトリア朝のころはさすがに遺伝学も進歩したのかなとも思えますが、さすがに二千年前はないだろうと不思議に思えたのです。