2015年7月6日月曜日


本屋さんの売り上げは

 七月に入って、私の百歳計画も三年が過ぎ、四年目に入りました。
 わが家の古本は、一度古本屋さんに来てもらって、いらない本を車一台半、30万円強で買ってもらった残りなので、未使用本が多いのです。で、それを他のネット古本ショップに出ている同じタイトルの本と比べると、どうしても、ランク付けが上になって、高くなってしまうのです。
 だって、回り回って古本屋さんに来たという本と、わが家の本は差別をつけたい気がするのです。ちょっと、浅はかですね。
 でも、実際にお買い上げいただけるのは、古くて他にはない本、月日が過ぎて、他のが売れてしまって、いつの間にか一番安い値段になってしまった本です。この間は、古本としては高値でも、未使用で、買ったときの値段に設定した本などもお買い上げいただきましたが、これなどは例外です。
 こうして三年、この間の売り上げが、やっと、古本屋さんに買っていただいたトラック一台半分30万円強になりました。高い物も安い物も取り混ぜて百冊位売れたと思います。百冊分のスペースが空いたはずなのですが、わが家の書棚は相変わらず一杯です。でも、これって、古本屋さんにごっそり持って行かれた喪失感に比べて、ずっと幸せです。まだいっぱいあるのですから。私達が読める余地もまだいっぱいあるのです。古本ですから、読みたかったら読んでもいいのです。でも、もちろんこの歳になったら、夫はテレビニュースオンリーで、全く読みませんし、私も野球とテレビドラマに大忙しです。何せ、二人とも目がダメなのです。
 この三年で一つ変わった事に気がつきました。それはショップへのアクセス方法として、最初からPCと携帯の二つが用意されていたのです。昔はPCへのアクセス数の方が俄然多かったのですが、今はほとんど変わらなくなってしまいました。それだけ、携帯とかスマートフォンとかが発達したのでしょう。私達はのんびり過ごしたいから今は持ちませんが、若い頃は忙しいのであると便利だとは思っていました。