2021年4月24日土曜日

 我が家の血圧計

 毎朝、血圧を測るのですが、だいたい180-80です。弟が「間が大きいのは血管が柔軟だからだ」と言っていたので、『血管が柔らかいんだ。下が低いから大丈夫だろう』と思っていました。『あとは痩せれば低くなる』と。

 けれども、今回の疲労困憊ひざ痛では、『血圧が高くって血管が傷ついたのかしら』と思ったりもしました。

 ある日、娘たちが来た時、頭が痛いと言っていた娘が計ったら、「180ある」とびっくりして叫びました。いつも120くらいだという娘婿が計ったら150。で、「これ壊れてるんじゃない」という話になりました。

 翌日、娘の家に行ったので、計ってみたら、160くらいでした。どうやら、家の血圧計は上が20から30くらい高く出るのではないかという結論に達しました。

 そう言われてみればです。夫の生前の血圧も測って記録していたのですが、いつも高く出て、お医者さんで測る血圧と大差がありました。で、我が家の血圧計を信頼していた私は、お医者さんにご注進したことがあり、今となっては赤っ恥です。実は『こういう性格だからお医者さんには行けない』と思う事情もあるんです。

 で、その差を計算すれば、私の毎朝の血圧は150-80くらいになり、『ちょっとたかい』という範囲になるはずです。

 『血圧計、買い替えなくっちゃ』と当然思いました。

 でもです。『もし買い替えたやつが、またちょっと能天気なやつだったらどうしよう』と思いました。確かめて買えるわけでもなく、店頭に並んだやつを買ってくるわけですから、家に帰って開けてみて、計ってみて、どうしてそれが正確だと言えるでしょう。

 『今のでいいや』とすぐに思いました。ちょっと上が高く出るだけで、充分に作動はするのです。上の血圧を20-30低く見ればいいわけです。

 こういう計器類って、時々点検が必要ですね。点検の話は聞いたこともないし、「買い替えなさい」と言われるのが落ちだろうと思うので、行動には起こしませんが、あまり信頼しすぎるのも危険のような気がしました。